【芸能】広瀬すず、有村架純、平子理沙、芸能界でボブ女子急増の背景!

2015年02月28日 09:33

 なぜだか今、ボブヘアの女性が急増中だ。巷の女性もだが、特に芸能会で“ボブラッシュ”だ。ブレイク中の広瀬すずを筆頭に、今期のドラマに出演中の中谷美紀、水川あさみや倉科カナ、ファッションアイコンとしても影響力のある西内まりや、有村架純もロングヘアをバッサリと切った。きゃりーぱみゅぱみゅ、水原希子、トリンドル玲奈…挙げればキリがないほど、とにかく一気に増えた印象だ。

 なぜ急激に女性の「ボブヘア・イメチェン」が流行っているのだろうか。流行に詳しいトレンドウォッチャーのくどうみやこさんは、芸能界におけるブームと、ヘアメイクにおけるトレンドが影響していると分析する。

「最近、一気に増えた感じがありますね。特に芸能界ではボブが主流というほど多く、高校生の間では今注目の広瀬すずのスタイルを“すずちゃんヘア”と呼んで真似する人が増えています。トレードマークのロングヘアをバッサリ切ってボブヘアにする芸能人も続々と増えています。タイムリーな人では、平子理沙さんも大胆に切りましたね。

 これは日本だけではなく、海外セレブもボブヘアがブームです。ビヨンセやブリトニー・スピアーズも長い髪を切ってボブにしていますし、レディ・ガガも最近ボブカットにして話題になりましたから、海外セレブのその影響もあると思います」

 憧れの女性タレントを真似て一般にも広がることは多いが、それに加えて、ここ数年のヘアトレンドとしてボブが人気だったことも大きいとくどうさん。

「ヘアトレンドとして“重め”がキーワードということもあり、重めスタイルのボブに人気が出たのだと思います。前髪も厚めが人気です。それから流行の太眉とボブはすごく相性がいいことと、眉上バングといって太眉を見せるカットがモデルに流行っていることもあって、トレンドの顔立ちとマッチしたことも大きいでしょう」

 また、ボブが流行った時代背景を振り返ると、女性の活躍が髪の流行に現れているようだとくどうさんはいう。

「ボブは1920年くらいに女性の社会進出の象徴として一世を風靡した髪型です。1992年頃にはヒラリー・クリントンがボブにして、若い女性にブームが巻き起こりました。その時代は男女雇用機会均等法の施行後、女性の社会進出が進んだ時期なんですよね。歴史を振り返ると、社会で女性の活躍が目立ってくるとボブヘアが流行っている感じがあります。

 ボブ人気が続いているここ数年、男性に比べて女性のほうがパワフルに仕事もがんばってきています。男性だけに頼っていられない時代で、結婚しても仕事続けるのが当たり前。そんな中、女っぽいロングヘアではなく、ボブスタイルが今の世相に合っているスタイルではと思います。ショートに比べてボブは、巻くと女らしく、ストレートにすると凜としたイメージにとアレンジが効く髪型でもあります。そういった時代の空気と、女性タレントの影響と、今っぽくおしゃれ感も増すということで一気に増えたと見ています」

 また、ヘア専門の美容ライターでヘアカタログのフォトコンテスト審査員も務める佐藤友美さんは、ボブの流行の背景には2つの理由があると語る。ひとつは、2~3年前に流行ったボブがスタンダードとして定着したこと。もうひとつ、いちばんの理由は女性の「見られ方意識」の変化にあるという。

 CanCam、JJなどのモテ&かわいい系統の赤文字系女子、Zipper、SEDAなどのオシャレにこだわったストリート系の青文字系女子という主に2つの流れがあったが、その赤系女子と青系女子が互いに中間に寄り、“紫化”が起きていることが原因だと佐藤さんは語る。

「ロングヘアで巻き髪の赤系とショートカットでボーイッシュな青系、ふたつの女性像が互いに寄ってきて“紫化”しています。赤系の子たちは、モテだけじゃなくオシャレ感も出したい、逆に青系の子たちは、オシャレだけじゃなく女らしさも取り入れたいと思いだした。例えば昔のモテ系雑誌のモデルさんは必ずロングヘアで、短く切るなんてあり得ませんでしたが、最近は短めのモデルさんが続出しています。

 みんなの気分が紫になっている中で、男女両方から好感度を取れる、使い勝手がいい髪型がボブなんです。ボブにしているタレントさんって、女性からの好感度も高い人たちばかりですよね。ボブは丸みが出る髪型で、かわいらしさや女らしさを出しやすい。だけど短いから甘すぎない。女子度が高すぎず、エロすぎにもならず、オシャレにも見えるいとこ取りの髪型です。ショートは似合う人を選びますし、好みが分かれます。ロングは女子度が高くても保守的に見える。男女両方から好かれる、でもやりすぎではないということでボブが人気なんだと思います」

 しかも、ボブは似合わせのバリエーションが豊富なのも利点。同じ形でも長さ、色、前髪を作るか作らないかでも似合わせができる。定番だが、幅が広い。誰にでも100%似合うボブは必ずひとつはあるのも特徴だという。ワンピースにハイヒールといった女度の高いモテ服にも、スニーカーやデニムでカジュアルにしたい時にも、どんな服にも合わせやすい中庸なところも受けている理由のようだ。

 そろそろ洋服も春の装いに切り替わるタイミング。この春はボブ女子が増えそうだ。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150228-00000011-pseven-ent