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【ドラマ】テレビ朝日が開局60周年記念で日本版「24」を制作、ネット上では早くも“大コケ”の予測多数!

2019年01月23日 09:20

テロの標的は「女性首相候補」
 テレビ朝日が開局60周年を記念し、アメリカ人気ドラマ「24」をリメイクするという。放送予定は2020年度。既に同局の公式サイトには「24 Japan」の文字が躍る。さて、貴方は期待に胸を膨らませただろうか、それとも不安を感じるだろうか?

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 1959年2月、株式会社日本教育テレビ=NETテレビが放送を開始した。これがテレ朝の前身。当時の首相は岸信介、大統領はドワイト・D・アイゼンハワーというから、さすがの歴史だ。

 一気に時代を飛ばして2001年。アメリカで「24」のファーストシーズンが放送開始となった。

「ドラマ内の時間はリアルタイム。1話で1時間、全24話で丸1日」という斬新な構成と、キーファー・サザーランド(52)が演じるテロリストに立ちむかう主人公、ジャック・バウアーの勇姿が話題を集め、ドラマは全米でヒットする。

日本では03年にDVDやビデオが発売され、翌04年に人気を呼ぶ。日刊スポーツ「米テレビドラマ『24』レンタル異常人気、朝から行列」(04年6月15日)の記事から、一部を引用させていただく。

《発売元の20世紀FOXによると「シーズン1」はDVDとビデオで、レンタルではテレビシリーズ最多の40万本を出荷。「シーズン2」も35万本を出荷したが、今もなかなか借りられない状態が続いている。
「シーズン2」最終巻がレンタル開始された5月末には、各地で異例の争奪戦も起きた。レンタルビデオ大手、TSUTAYAの渋谷区内の店舗には、午前8時ごろに50人以上が列をつくった。六本木の店舗では整理券まで配布したが、すぐに終了したという》

 レンタルビデオ店で行列という記述に、隔世の感を覚える方も多いだろう。今なら衛星放送やネット配信が主流になるはずだ。念のため04年の日米両国のトップは、小泉純一郎とジョージ・W・ブッシュだった。

 それにしても、「24」のシーズン1といえば、第1話はジャック・バウワーの娘が行方不明になるエピソードと、旅客機爆破のシーンが並行。第2話は情報漏洩の犯人捜索に、行方不明の娘が誘拐されたことが判明――という具合だ。典型的な“ジェットコースタームービー”的なドラマと言える。

 実際、アメリカのテレビドラマらしく、予算は潤沢で、画面の質感は映画と遜色ない。派手な銃撃戦も、しっかりリアリティを保っている。

 こんな作品を、テレビ朝日がリメイクするというわけだ。既に「無理だ」と呟く方も少なくないだろうが、同局の公式サイトには、次のように意欲が述べられている。

《「テレビ朝日開局60周年記念番組」として制作する本作は、24時間の出来事をリアルタイムで描くフォーマットはそのままに、随所にアレンジも追加。国際ネットワークやコンピューターの進歩、防犯システムの発展、国際情勢の激変など、オリジナル版の放送が始まった2001年から様変わりした“2020年の最新テクノロジーと世界情勢”も盛り込みながら、手に汗握る“日本初のリアルタイムサスペンス”を最大スケールで展開します》

《オリジナル版のシーズン1では、のちにオバマ大統領の就任で現実となった“米国史上初のアフリカ系アメリカ人大統領”が誕生するまでの24時間を描写。大きな話題を呼びましたが、日本版ではテロのターゲットを女性総理大臣候補に変更し、日本初の女性総理が誕生するまでの24時間を克明に描きます。また、日本版ジャック・バウアーの過去の任務は“海外での邦人人質救出”と“テロ用の化学兵器工場の爆破”に変更。日本の制度や文化に基づいて設定を適宜更新し、日本版ならではのリアルな世界観と新たな刺激を追求していきます》

「テロ用の化学兵器工場」を爆破できるような日本人が存在するのか、というツッコミはさておき、ネット上の“世論”は、極めて懐疑的な声が多い。

フジも香里奈主演でリメイク?
 オリコンの記事「米ドラマ『24』初の日本版リメイク テレビ朝日で2020年度放送」が1月8日、Yahoo!ニュースに転載された。そのコメント欄を見てみよう。「共感順」のベスト5だ(1月19日現在)。改行の削除など一部の表現を改めた。文章は原文の通りだ。

《24の世界観は日本では合わないやろ。無理に海外のリメイクなんてしなくてもいいのにね》

《放映場所がWOWOWとかそういう地上波の枷がないところならワンチャンあったと思うけど、まあアカンやろ。そもそも普通のドラマが1作10話が当たり前の状況でどないするんや》

《絶対見ないのに製作費が高すぎて大赤字になるぞ。TBSが世界陸上放送権取得して会社の経営に大打撃した時をテレ朝は思い出してほしい》

《無名の役者さんでも良いから相応しいキャスティングを最低限して欲しい。脚本も。研音系とかジャニーズ系は勘弁して欲しい》

《ジャックだからこそ成立する訳であって、邦人俳優では無理だと思う。予算はかけられそうにないだろうし、こけるだろな》

 ちなみに、1シーズンが24話という設定は、サンケイスポーツの「世界的大ヒット『24』日本版リメーク!テレ朝開局60周年の目玉」(1月8日)によると、テレ朝版でも変わらないという。では、この次はツイッターの声をご覧いただこう。

《ずっこける未来しか見えない》

《ジャック・バウワーはキーファー以外考えられない…》

《出演者は誰がなってもネットで叩かれそう》

《あれを日本でやるとショボくなりそう(;^ω^) ジャック・バウアーは誰なのかな》

 まあ、この記事をお読みの方々も、大半が書き込みに同意をされただろうが、ここで1つ、縁起の悪い“前例”をご紹介しよう。

 実は「24」をリメイクした日本のテレビドラマは、既に制作・公開されていたのだ。日刊スポーツは04年7月22日、「日本版『24』」主演に香里奈、フジ8月放送」という記事を掲載している。

《24時間の出来事をリアルタイムで描いた米人気ドラマ「24 TWENTY FOUR」と同じ手法を使ったドラマが制作され、女優香里奈(20)が主演を務めることが21日、分かった。フジテレビ「2H TWO HOURS」(8月2日から)で、4週連続、各30分間の放送で、2時間の出来事を同時間でドラマ化する》

 記事の通り、こちらの日本版は“2時間”だったわけだが、大半の人が覚えていないだろう。つまり、15年が経過して、完全に風化してしまったわけだ。テレ朝版も同じ運命が待っているかもしれない。

 それにしても、主役のキャスティングすら発表されていないのに、これだけの異論が殺到している。本当に大変な事態だとしか言いようがない。

http://news.livedoor.com/article/detail/15911848/


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